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オフィスホワイトニングで白くならなかったとき|「戻った」の正体と5つの確認点

施術の直後は明るくなったと思ったのに、数日たつと元に戻った気がする。費用を払ったのに変わっていないのではないか——そんなときに読んでいただきたい内容です。

結論から書くと、「戻った」と感じる現象の多くには、はっきりした理由があります。 そして、変化を感じられない原因は5つに整理でき、そのうち4つは自分で確かめられます。上から順に見ていきましょう。

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※自由診療。2020年1月~2023年7月Basicプランの実績値(戻り防止器具をつける保定期間を除く)。マウスピースを破損、紛失した場合などは別途料金が発生します。上下前歯の部分矯正プランを120回払いで支払う場合の分割支払い金額(初回3,519円総額420,019円)。

目次

確かめる順番を決めておく

原因を思いつくままに探すと、判断がつきません。順番を固定します。

  1. 比べる相手 — 施術直後と比べていないか
  2. 回数 — 目安に対して何回受けたか
  3. 施術前の準備 — 表面の着色は落ちていたか
  4. 記録 — 始める前の色が残っているか
  5. 歯の側 — 変化しにくい理由が歯にあるか

上の4つは自分で確認できます。5つ目だけは診察が要ります。だからこそ、先に4つを潰してから相談に行くほうが話が早くなります。

確認①——施術直後と比べていないか

ここが分かれ道です。多くの場合、これが「戻った」と感じる正体になります。

オフィスホワイトニングでは、薬剤の作用にともなって歯が一時的に脱水した状態になります。歯の中の水分が減ると、光の通り方が変わり、実際よりも白く見えます。施術台を降りた直後に鏡を見て「かなり白くなった」と感じるのは、この分が上乗せされているためです。

そして、数日かけて歯が水分を取り戻すと、色は少し落ち着きます。 これは色が元に戻ったのではなく、上乗せされていた一時的な分が抜けただけです。

つまり、施術直後の色を基準に置くと、どんな場合でも「戻った」と感じることになります。 基準が実態より高い位置にあるからです。

正しい比べ方はこうです。比べる相手は施術前の色。 そして測るタイミングは、施術から数日たって落ち着いた後。この落ち着いた色が、その回の本当の結果です。

この現象は方式やブランドを問わず共通します。詳しくはオフィスホワイトニングとは?1回の効果・必要な回数・持続期間をわかりやすく解説でも扱っています。

もし施術前の色を記録していれば、ここで答えが出ます。記録がない場合は、確認④に進んでください。

確認②——回数が足りているか

次に確かめるのは回数です。

目標の明るさに届くまでの目安は、3回から5回程度。間隔は1〜2週間おきで、全体では1ヶ月から3ヶ月程度かかります。1回受けただけで判断していないかを、まず確かめてください。

なぜ1回で終わらないのか。理由は、1回の施術で歯に加えられる薬剤の量と作用時間に上限があるからです。

濃度を上げたり作用時間を延ばしたりすれば1回で済むように思えますが、そうすると歯や歯ぐきへの刺激が強くなります。しみる症状が出やすくなり、歯ぐきの白濁も起こりやすくなる。安全に扱える範囲に収めると、1回で届く深さはおのずと限られます。

そこで間隔をあけながら回数を重ね、届く深さを積み上げていく。これがオフィスホワイトニングの設計です。1回の結果だけで向き不向きを判断するには、材料が足りていないことになります。

確認③——施術前の準備は足りていたか

意外に効いてくるのが、薬剤を塗る前の工程です。

歯の表面に着色や歯垢が残っていると、薬剤が歯の表面に均一に触れられません。 場所によって作用の強さが変わるため、変化にムラが出ます。「一部だけ明るくなった」「前歯の中央だけ変わった気がする」といった感じ方は、ここから来ていることがあります。

だから、施術の前には歯面の清掃が入ります。この工程は省略できるものではなく、結果を支える準備です。

もし表面の着色が濃く残っていた場合、そもそもクリーニングで変化を感じられた可能性もあります。着色と歯そのものの色は別の問題で、前者ならクリーニングの担当範囲です。

費用に関する注記(自由診療について)

ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。治療内容は薬剤による歯の漂白で、費用は歯科医院や方法によって異なります。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な回数には個人差があります。

オフィスホワイトニングの詳細はこちら

確認④——記録が残っているか

「変わっていない」という判断は、比べる相手があって初めて成立します。

歯科医院では、始める前にシェードガイドという色見本を当てて色を記録するのが一般的です。写真を残す場合もあります。この記録があれば、感覚ではなく段階の移動として変化を確認できます。

記録がない場合、鏡の前の印象だけが手がかりになります。ところが印象は、その日の光、時間帯、着ている服の色、体調によって変わります。実際には動いているのに「変わっていない」と感じる、ということが起こります。

これから確かめるなら、次の施術の前に色を記録してもらってください。そのうえで、施術から数日後に同じ条件で測る。色の読み方と記録の取り方はホワイトニングのレベルとは?シェードガイドの2つの並べ方と色の測り方にまとめています。

確認⑤——歯の側に理由があるか

ここまでで当てはまるものがなければ、歯そのものの性質が関わっている可能性があります。診察で確認する領域です。

人工物がある。 詰め物・被せ物・差し歯・インプラントは、薬剤では色が変わりません。前歯に人工物があると、天然の歯だけが明るくなり、差が広がって見えます。順番の考え方はインプラントがあるとホワイトニングはできない?順番と維持で考えるにまとめました。

神経を失った歯がある。 内側から変色している歯は、外から薬剤を塗る方法では届きません。歯の内部に薬剤を入れる別の処置が候補になります。

象牙質の色とエナメル質の厚み。 歯の色を決めているのは、表面のエナメル質の厚みと、その下にある象牙質の色です。エナメル質が薄いと象牙質の色が透けやすく、明るさの上限が低くなります。到達点は歯の側で決まり、薬剤や回数を変えても届く先は変わりません。

薬の成分による変色。 歯が作られる時期に取り込まれた成分が原因の変色は、象牙質の中にあります。この場合は変化が小さくなる傾向があり、進め方も変わります。詳しくはテトラサイクリン歯のホワイトニング|変色の層と、程度で変わる見通しで解説しています。

次にできる3つのこと

原因が分かったら、選べる手は3つです。

回数を足す。 目安の3〜5回に届いていないなら、続ける余地があります。間隔をあけながら重ねると、届く深さが積み上がります。

自宅で行う方法を組み合わせる。 歯科医院での施術で土台をつくり、自宅で低い濃度の薬剤を長く作用させる進め方があります。組み合わせる方式についてはデュアルホワイトニングとは?併用で変わること・変わらないことを解説にまとめています。通院を増やさずに続けられる点が、忙しい生活とは相性がよくなります。

目標を見直す。 歯の側の上限に届いているなら、そこから先は薬剤の担当範囲ではありません。人工物の色を天然の歯に合わせ直す、あるいは今の明るさを保つほうに切り替える——という判断になります。

どれを選ぶにしても、まず今の色を記録するところからです。出発点が定まらないと、次の一手の結果も測れません。

費用に関する注記(自由診療について)

ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。治療内容は薬剤による歯の漂白で、費用は歯科医院や方法によって異なります。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な回数には個人差があります。

オフィスホワイトニングの詳細はこちら

オフィスホワイトニングの変化に関するよくある質問

1回で変わらなかったら、自分には向いていないということですか

そう判断するには早い段階です。目安は3〜5回で、1回で届く深さには上限があります。1回目の結果は「この歯がどのくらい動くか」を知る材料であって、到達点ではありません。2回目以降の変化のしかたを見てから判断してください。

歯科医院に「変わっていない」と言いにくいのですが

伝え方を変えると話が進みます。「変わっていない」ではなく、「施術前の色と今の色を確認したい」と伝えてください。記録があれば客観的に見比べられますし、なければ今から記録を始めることになります。どちらにしても、次の判断に必要な作業です。

変化がなかった場合、費用は返ってきますか

自由診療の料金は処置そのものに対して発生するため、結果によって返金される仕組みは一般的ではありません。だからこそ、始める前にどのくらいの変化が見込めるのかを聞いておくことが大切になります。すでに受けた分については、次の一手に生かす方向で考えるほうが現実的です。

福岡で見直すにはどうすればいいですか

今の色を記録してもらい、そのうえで到達しうる範囲を聞くところからです。人工物や神経を失った歯があれば、そこは別の扱いになります。オンラインでの診察に対応している歯科医院なら、通院を増やさずに現状の確認と次の進め方の相談ができます。

まとめ|比べる相手を変えるだけで見え方が変わる

オフィスホワイトニングで変化を感じられないとき、確かめる点は5つです。比べる相手、回数、施術前の準備、記録、歯の側の理由。

このうち多くの場合に当てはまるのが1つ目です。施術直後の白さには、脱水による一時的な分が含まれています。 数日で落ち着いた色がその回の結果であり、比べる相手は施術前の色です。基準を変えるだけで、見え方が変わることがあります。

回数の目安は3〜5回。1回で届く深さには上限があるため、1回の結果だけでは判断材料が足りません。

そして、歯の側に理由がある場合もあります。人工物、神経を失った歯、象牙質の色とエナメル質の厚み。到達点は歯の側で決まります。

次の一手は、回数を足す・自宅の方法を組み合わせる・目標を見直すの3つ。どれを選ぶにせよ、今の色を記録するところから始めてください。


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※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。
・治療内容:マウスピースを用いたホームホワイトニング(国内で承認された薬剤を使用)
・標準的な費用:初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)、2ヶ月目以降11,000円/月(税込)。マウスピースをお持ちの方は初月11,000円(税込)
・主なリスク・副作用:使用中や使用後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・詰め物・被せ物・差し歯などの人工物は薬剤では白くなりません。効果の感じ方や必要な期間には個人差があります


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