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歯の茶渋|付く仕組みから考える落とし方と、再び付くのを抑える方法

毎日磨いているのに、歯の裏側や歯と歯の間が茶色くなってくる。市販の歯みがき剤を替えてみても、思うように落ちない——お茶やコーヒーをよく飲む方に共通する悩みです。

落とし方だけを探すと、たいてい行き詰まります。茶渋がどうやって歯にくっついているのかを知ると、落とし方も、再び付くのを抑える方法も同時に見えてきます。仕組みから整理します。

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※自由診療。2020年1月~2023年7月Basicプランの実績値(戻り防止器具をつける保定期間を除く)。マウスピースを破損、紛失した場合などは別途料金が発生します。上下前歯の部分矯正プランを120回払いで支払う場合の分割支払い金額(初回3,519円総額420,019円)。

目次

茶渋は歯に「くっついている」

歯の表面は、ただの硬い面ではありません。ペリクルという薄い膜に覆われています。

これは唾液に含まれるタンパク質が歯の表面に作る膜で、酸から歯を守るなどの働きを持っています。厚さはごくわずかで、目には見えません。

そして、お茶やコーヒーにはタンニンというポリフェノールの一種が含まれています。タンニンはタンパク質と結びつく性質があり、ペリクルのタンパク質と結合して、歯の表面に色として残ります。 これが茶渋の正体です。

ここで大切な点があります。歯そのものが染まっているわけではありません。 上に載っているものが色を持っているだけです。だから、落とせばもとの色が現れます。

原因ごとの整理は歯の黄ばみを取る方法|原因別に「落とす・薄くする・覆う」で整理にまとめました。

なぜ磨いても落ちないのか

上に載っているだけなら、磨けば落ちそうなものです。それでも落ちないのには理由が2つあります。

結びつきが強い。 タンニンとタンパク質の結合は、水で流したり歯ブラシでこすったりするだけでは外れにくいものです。時間が経つほど層が重なり、落としにくくなります。

付きやすい場所が、磨きにくい場所と重なっている。 茶渋が目立つのは、歯と歯の間、歯の根元側、歯の裏側、そして歯並びが重なっている部分です。いずれも歯ブラシの毛先が届きにくい場所で、汚れが残りやすいところに色素も定着します。

そしてもうひとつ。落ちる量は、磨く力に比例しません。 強くこすっても、届いていない場所には作用しませんし、届く場所では表面を傷める側に働きます。ここが次の話につながります。

研磨で落とすことの是非

「研磨する成分の入った歯みがき剤で落とす」「重曹などで磨く」——こうした方法を見かけることがあります。実際、研磨によって表面の着色は落ちます。

問題は、その後です。

表面に細かい傷がつくと、そこに色素がたまりやすくなります。 粗い研磨材や、強い力での使用は、歯の表面をなめらかでなくします。凹凸ができた面は、次の着色をつかまえやすい面でもあります。

つまり、短期的には落ちても、長期的には付きやすい状態を作ることになりかねません。落としては付き、また強く磨く——という循環に入ると、表面の状態は少しずつ悪くなります。

家庭にあるもので磨く方法には、粒子の大きさや硬さが歯に適しているかという問題があります。 台所用の粉末は、歯を磨くために作られたものではありません。

もうひとつ、タイミングの注意もあります。酸性の飲食物を口にした直後は、歯の表面が一時的に軟らかくなっています。 柑橘類、炭酸飲料、酢を使った料理の後にすぐ磨くと、表面を削りやすくなります。30分ほど時間を空けてからにしてください。

研磨をまったく使ってはいけない、という話ではありません。力の入れ方と、使うものを選ぶ——ここが判断のポイントになります。

費用に関する注記(自由診療について)

ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。治療内容は薬剤による歯の漂白で、費用は歯科医院や方法によって異なります。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な回数には個人差があります。

オフィスホワイトニングの詳細はこちら

歯科医院で落とせる範囲

自分では届かない部分と、傷をつけずに落とすという点で、歯科医院のクリーニングには役割があります。

届きにくい場所に対応できます。 歯と歯の間、歯の裏側、重なっている部分。専用の器具を使うことで、歯ブラシでは届かない範囲の着色を落とせます。

表面を仕上げる工程があります。 着色を落とした後に表面をなめらかに整えると、次の着色が付きにくい状態になります。ここが自己流の研磨と違うところです。

むし歯や歯ぐきの状態も同時に確認できます。 茶渋が濃く残る場所は、汚れがたまりやすい場所でもあります。色の相談が、別の発見につながることもあります。

そして費用の面では、歯周病の治療の一環として行うクリーニングであれば、保険が使える場合があります。 見た目を整えることだけを目的とする場合は自由診療になります。線引きはホワイトニングに保険は使える?対象外の理由と、保険で足りるケースで整理しています。

落としても色が気になるとき

クリーニングで表面を落とした後、それでも色が気になる場合があります。

そのときに残っているのは、歯そのものの色です。歯の色は、表面のエナメル質の厚みと、その下にある象牙質の色で決まります。この色は、表面を磨いても変わりません。

ここまで来ると、担当する手段が変わります。歯の内部に働きかける薬剤による方法が候補になります。歯質そのものの色については生まれつきの歯の黄ばみ|3つの状態に分けて、変化の余地を考えるにまとめました。

順番としては、まず落とす、それから薄くするかどうかを考える——この流れが無駄になりません。表面の着色が乗ったままでは、歯そのものの色も判断できないからです。

費用に関する注記(自由診療について)

ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。治療内容は薬剤による歯の漂白で、費用は歯科医院や方法によって異なります。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な回数には個人差があります。

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再び付くのを抑える5つの工夫

落とした後が本番です。ペリクルは一度落としても12〜24時間程度で再び形成されます。 つまり、着色が付く足場は毎日戻ってきます。だからこそ、習慣で管理する発想が要ります。

①飲んだ後に水を一口。 口の中に残った色素を流すだけで、残り方が変わります。湯のみのそばに水のコップを置いておくと続けやすくなります。

②だらだら飲み続けない。 少しずつ長時間かけて飲むと、色素が口の中にとどまる時間が長くなります。飲む時間をある程度まとめるほうが、影響を抑えられます。

③酸性のものの後は30分あける。 表面が軟らかくなっている間の歯みがきを避けます。

④毛先を当てる場所を意識する。 力を入れるのではなく、茶渋が付きやすい場所に毛先を届かせることに意識を向けてください。歯と歯の間、歯の根元側、裏側。ここに当たっていなければ、どれだけ強く磨いても落ちません。歯と歯の間には、糸状の清掃用具や歯間ブラシが役に立ちます。

⑤定期的にクリーニングを受ける。 自分で落としきれない分は、蓄積する前に落とすほうが楽です。間隔は口の中の状態によって変わるので、歯科医院で相談してください。

なお、色の濃い飲食物の見分け方はホワイトニング中の食事|避ける時間と、自分で見分ける2つの基準にまとめています。日常の着色管理にもそのまま使えます。

歯の茶渋に関するよくある質問

お茶をやめるしかないのでしょうか

そこまでする必要はありません。飲んだ後に水を一口飲む、だらだら飲み続けないといった工夫で、付き方はかなり変わります。加えて、定期的に落とす習慣があれば蓄積を抑えられます。習慣を変えるより、後始末を組み込むほうが続けやすいはずです。

重曹などで磨いてもいいですか

台所用の粉末は、歯を磨くために作られたものではありません。粒子の大きさや硬さが歯に適しているとは限らず、表面に傷をつける可能性があります。傷がついた面は次の着色をつかまえやすくなるため、長い目で見ると逆の結果になりかねません。市販の歯みがき剤を使う場合も、力を入れずに使ってください。

茶渋があると、ホワイトニングは受けられませんか

受けられないわけではありませんが、表面に着色が残っていると薬剤が均一に触れられません。 場所によって作用の強さが変わり、色にムラが出ます。そのため、施術の前には歯面の清掃が入ります。順番として、まず落としてから薬剤に進む形になります。

福岡で相談するときはどうすればいいですか

歯科医院で、着色を落としたうえで残る色を見てもらうところからです。落ちる分と落ちない分が分かれば、その先に薬剤による方法が要るかどうかも判断できます。オンラインでの診察に対応している歯科医院なら、その後の相談も通院を増やさずに進められます。

まとめ|落とすことと、付きにくくすること

歯の茶渋は、歯の表面を覆うペリクルという膜に、お茶やコーヒーのタンニンが結びついたものです。歯そのものが染まっているのではなく、上に載っています。

磨いても落ちないのは、結びつきが強いことと、付きやすい場所が磨きにくい場所と重なっているためです。落ちる量は磨く力に比例しません。

研磨で落とすことはできますが、表面に傷がつくと次の着色が付きやすくなります。力の入れ方と使うものを選ぶ——ここが判断のポイントです。酸性のものの直後は30分あけてください。

歯科医院のクリーニングは、届きにくい場所に対応でき、落とした後に表面を整える工程があります。歯周病の治療の一環なら保険が使える場合もあります。

そして、ペリクルは12〜24時間程度で再生します。 落とすことと、付きにくくすること。この2つをセットにすると、鏡を見るたびに気になる状態から抜けられます。


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※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。
・治療内容:マウスピースを用いたホームホワイトニング(国内で承認された薬剤を使用)
・標準的な費用:初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)、2ヶ月目以降11,000円/月(税込)。マウスピースをお持ちの方は初月11,000円(税込)
・主なリスク・副作用:使用中や使用後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・詰め物・被せ物・差し歯などの人工物は薬剤では白くなりません。効果の感じ方や必要な期間には個人差があります


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