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ホワイトニング中の食事|避ける時間と、自分で見分ける2つの基準

ホワイトニングを始めると、食事のたびに手が止まります。これは食べていいのか、これはだめなのか。避けるものの一覧を見ても、目の前に並んでいるものがそこに載っているとは限りません。

食べていいものを覚えるより、判断の基準を2つ持つ方が確実です。 その2つとは「布についたら落ちにくい色か」と「酸っぱいか、炭酸か」。この2点で見れば、一覧にない食べ物でもその場で判断できます。なぜその2点なのか、そしていつまで気をつければいいのかから順に見ていきます。

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目次

なぜ食事に気をつけるのか

理由は、歯の表面の状態が一時的に変わっているからです。

ふだん歯の表面は、ペリクルという薄いたんぱく質の膜に覆われています。飲食物の色素や酸から歯を守っている膜です。ホワイトニングの薬剤を使うと、この膜が一時的に失われます。

膜がない状態では、2つのことが起こりやすくなります。ひとつは色素が歯の表面に直接触れ、付着しやすくなること。もうひとつは酸や温度の刺激が届きやすくなり、しみる感覚につながることです。

つまり食事に気をつけるのは、薬剤が働いた直後の無防備な時間帯をやり過ごすためであって、ずっと制限が続くわけではありません。膜が戻れば、元の生活に戻せます。

気をつける時間は二段構え

「いつまで」の答えは、強さの違う2つの時間帯に分かれます。

時間帯歯の表面の状態すること
施術・装着の後2〜3時間程度膜がほとんどない色の濃いもの・酸性のものを避ける
その後12〜24時間程度膜の再生が進んでいる途中濃いものが続かないよう間隔をあける
24時間以降ほぼ戻っているふだんどおり。すすぐ習慣だけ残す

厳しく守るのは最初の2〜3時間です。 ペリクルは数時間で再生が始まり、12〜24時間程度で戻ります。その途中も完全ではないので、色の濃いものが立て続けにならないよう間隔をあけると安心です。

しみる感覚が出ている場合は、別の時間軸になります。多くは24時間から48時間程度で落ち着くので、その間は冷たいものや熱いものも控えめにしてください。

判断の基準は2つだけ

ここからが本題です。目の前の食べ物を、次の2点で見てください。

基準①——布についたら落ちにくい色か

色素が歯に付くかどうかは、衣類に落ちたときの落としにくさとほぼ重なります。

コーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、ぶどう、ベリー類、チョコレート、そしてトマトを使った料理。どれも、シャツにこぼしたら困るものばかりです。逆に、こぼしても目立たないもの——白米、豆腐、白身魚、鶏肉、牛乳、キャベツ——は歯にも残りにくいと考えられます。

この基準の良いところは、初めて見る料理にも使えることです。「これがシャツに落ちたら嫌か」と自分に聞くだけで、判断がつきます。

基準②——酸っぱいか、炭酸か

もうひとつは酸性かどうかです。色が薄くても、酸性のものは別の理由で避ける対象になります。

酸はエナメル質の表面を一時的に軟らかくします。膜がない状態で酸が触れると、その後に色素が入り込みやすくなりますし、しみる原因にもなります。

対象になるのは、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類、酢の物、ドレッシング、梅干し、炭酸飲料です。炭酸水は無色でも酸性なので、この基準に引っかかります。 色だけを見ていると外すのがここです。

2つの基準は独立しています。片方でも当てはまれば、その時間帯は避ける。それだけの判断で足ります。

費用に関する注記(自由診療について)

ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。治療内容は薬剤による歯の漂白で、費用は歯科医院や方法によって異なります。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な回数には個人差があります。

オフィスホワイトニングの詳細はこちら

見落としやすいのは調味料

主菜だけを見ていると、外しやすいところがあります。色を持ち込んでいるのは、食材ではなく調味料であることが多いという点です。

醤油、ソース、ケチャップ、デミグラス、カレー粉、焼肉のタレ、バルサミコ酢。いずれも濃い色を持ち、しかも料理全体に絡みます。白身魚そのものは問題なくても、照り焼きにすれば話は変わります。豆腐も、醤油をかければ同じです。

ここから、「白い食べ物なら安全」という考え方は成り立たないことが分かります。判断するのは食材の名前ではなく、口に入るときの状態です。

避ける時間帯に食べるなら、味付けを塩・こしょう・だしに寄せるだけで条件を満たせます。素材を変える必要はありません。

ホームとオフィスで気をつけ方が違う

同じ食事の話でも、方式によって「いつ」が変わります。

ホームホワイトニングの場合、気をつけるのは装着を外した直後です。毎日続ける方式なので、食事の設計も毎日必要になります。ただし裏を返せば、装着の時間帯を生活に合わせられるということでもあります。夜に装着して外した後そのまま就寝する流れにすれば、制限の2〜3時間が睡眠と重なり、実質的な負担はほとんどなくなります。1日の組み立て方はホームホワイトニングのやり方|1日の手順と、その理由をあわせて解説にまとめました。

オフィスホワイトニングの場合、気をつけるのは施術を受けた日です。施術は間隔をあけて数回に分けるため、制限が必要な日も限られます。逆に施術当日は薬剤の濃度が高い分、表面の状態も大きく変わっているので、その日の予定は色の薄い食事にしておくと安心です。

会食や飲み会の予定が決まっているなら、その日に施術や装着を重ねない。この調整だけで、ほとんどの衝突は避けられます。

うっかり食べてしまったときの対処

守れなかったときのことも決めておくと、気が楽になります。

まず水で口をすすいでください。 色素が表面に留まっている時間を短くするのが目的です。飲み込む前に、というより気づいた時点で構いません。

すぐに強く磨くのは避けてください。 特に酸性のものを口にした直後は表面が軟らかくなっているため、その状態で磨くと表面を傷めることがあります。30分ほど間をあけてからにすると安全です。

そして、1回で結果が決まるわけではありません。 色は毎日の積み重ねで変わっていくもので、一度濃いものを口にしたからといって、それまでの経過が失われるわけではないからです。次の回から戻せば影響はほとんど残りません。

自己判断で迷う場面が続くようなら、処方を受けた歯科医院に聞くのが早道です。相談の窓口が常にある体制であれば、こうした小さな迷いをその都度片付けながら進められます。

費用に関する注記(自由診療について)

ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。治療内容は薬剤による歯の漂白で、費用は歯科医院や方法によって異なります。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な回数には個人差があります。

オフィスホワイトニングの詳細はこちら

ホワイトニング中の食事に関するよくある質問

コーヒーは完全にやめないといけませんか

やめる必要はありません。避けたいのは、膜が失われている時間帯に飲むことです。装着や施術の後2〜3時間を外し、飲んだ後は水で口をすすぐ。この2つを守れば、日常の中で続けられます。ミルクを入れると色が薄まりますが、酸性度が下がるわけではない点は覚えておいてください。

会食の予定がある日はどうすればいいですか

その日に装着や施術を重ねないのが確実です。ホームホワイトニングであれば1日休んでも、目標に届く時期が少し後ろにずれるだけです。日程が動かせない場合は、飲食の後に口をすすぎ、装着は翌日に回してください。

白い食べ物なら安全ですか

色については安全側ですが、酸性かどうかは別に見る必要があります。レモンや酢の物、炭酸水は色が薄くても酸性で、表面が軟らかくなる時間帯には向きません。色と酸の2つの基準を、それぞれ確かめてください。

福岡で外食するときに気をつけることはありますか

博多は醤油やタレの色が濃い料理が多く、明太子やもつ鍋、焼き鳥のタレ、ラーメンのスープはいずれも色を持ちます。避ける時間帯にあたるなら、塩味を選ぶ、味付けを控えめにしてもらう、食後に口をすすぐといった調整で対応できます。装着の時間を夜に寄せておけば、昼の外食と重ならずに済みます。

まとめ|覚えるのはリストではなく2つの基準

ホワイトニング中の食事は、避ける食品を暗記する必要はありません。判断の基準は「布についたら落ちにくい色か」「酸っぱいか、炭酸か」の2つだけです。

気をつける時間は、施術や装着の後2〜3時間程度がとくに重要で、その後12〜24時間ほどは膜が戻る途中の状態が続きます。24時間を過ぎればふだんどおりで構いません。

色を持ち込んでいるのは食材より調味料であることが多く、白い食材でも味付け次第で対象になります。そして、うっかり口にしたときは口をすすいで次の回から戻せば十分です。

制限を短い時間に閉じ込めて考えられるようになると、日常を変えずに続けられます。


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※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。
・治療内容:マウスピースを用いたホームホワイトニング(国内で承認された薬剤を使用)
・標準的な費用:初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)、2ヶ月目以降11,000円/月(税込)。マウスピースをお持ちの方は初月11,000円(税込)
・主なリスク・副作用:使用中や使用後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・詰め物・被せ物・差し歯などの人工物は薬剤では白くなりません。効果の感じ方や必要な期間には個人差があります


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