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ホワイトニングに保険は使える?対象外の理由と、保険で足りるケース

歯の色を明るくしたい。ただ全額が自己負担となると、踏み切る前に確かめておきたくなります。保険が使えるなら決められるのに、という気持ちで情報を探している方も多いところです。

結論から言えば、ホワイトニングは原則として健康保険の対象外です。 ただしその一方で、原因によっては保険の範囲で目的を果たせる場合もあります。どこに線が引かれているのか、そして「保険適用になった」という話は何を指しているのかを、順に整理していきます。

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目次

ホワイトニングは原則として保険適用外

健康保険が使えるのは、病気の診断や治療に必要と認められた診療です。この考え方が制度の土台にあります。

むし歯を削って詰める、歯周病の進行を止める、失った歯の機能を補う。いずれも、放っておくと生活に支障が出る状態を治すための処置です。だから公的な保険で支えられています。

これに対してホワイトニングは、歯の色を明るくするための処置です。色が濃いこと自体は病気ではなく、噛む・話すといった機能にも影響しません。したがって「治療」の枠に入らず、自由診療として全額自己負担になります。

歯科医院によって金額に差があるのも、この仕組みによるものです。保険診療は点数が定められていて全国どこでも同じ負担になりますが、自由診療は各医院が金額を決めます。

「保険適用になった」という話の出どころ

保険が使えるようになったという話を見かけて、期待した方もいるかもしれません。これには元になった出来事があります。

2024年6月の診療報酬の改定で、保険で使える白い被せ物の材料の適用範囲が広がりました。 それまで一部の歯にしか認められていなかった白い材料が、より多くの歯で選べるようになったということです。

ここで起きたのが混同です。「保険で白い歯にできる」という言い方が広まり、漂白の話として受け取られました。しかし変わったのは被せ物の材料であって、薬剤で歯そのものの色を薄くする処置ではありません。

被せ物は、削った歯に人工物をかぶせるものです。白くなるのは、その人工物の色が白いからです。一方ホワイトニングは、歯を削らずに内部の色素を分解します。やっていることが違うので、制度上の扱いも別のままです。

保険が使える処置と、ホワイトニングの違い

「歯石取りは保険なのに、なぜホワイトニングは違うのか」という疑問はよく出てきます。並べてみると線引きが見えます。

処置保険の扱い目的
歯石除去・歯面の清掃むし歯や歯周病の診断・治療に必要な範囲で保険適用歯周病の原因となる汚れを取り除く
むし歯治療の詰め物・被せ物保険適用(材料に条件あり)削った部分の機能を回復する
ホワイトニング自由診療(全額自己負担)歯そのものの色を明るくする

分かれ目は、その処置が病気に対して行われているかどうかです。歯石を取るのは歯周病への対応であって、見た目を整えることが主目的ではありません。結果として歯がきれいに見えるとしても、保険が支えているのは病気への対応の部分です。

逆にいえば、同じ「歯をきれいにする」という言葉でも、中身は3つに分かれています。汚れを取り除く、削った部分を補う、色そのものを薄くする。このうち保険が届くのは前の2つまでです。

費用に関する注記(自由診療について)

ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。治療内容は薬剤による歯の漂白で、費用は歯科医院や方法によって異なります。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な回数には個人差があります。

オフィスホワイトニングの詳細はこちら

保険の範囲で目的を果たせる場合がある

ここからは逆方向の話です。自分が気にしている黄ばみの原因によっては、漂白そのものが必要ないことがあります。

歯の色が濃く見える理由は、大きく2つに分かれます。ひとつは表面についた着色汚れ、もうひとつは歯の内部の色です。

前者であれば、汚れを落とすだけで見た目は戻ります。コーヒーや茶、赤ワイン、たばこのヤニなどが表面に付着したものは、歯そのものの色が変わったわけではないからです。そして歯周病の治療の一環として行うクリーニングであれば、保険が使える場合があります。

一方、内部の色が原因なら、表面をいくら磨いても変わりません。この場合に必要になるのが薬剤による漂白で、こちらは自由診療になります。原因の見分け方は歯の黄ばみを取る方法|原因別に「落とす・薄くする・覆う」で整理にまとめました。

順番としては、先に原因を確かめる方が合理的です。 表面の着色が主な原因なら保険の範囲で目的を達せられますし、そうでないと分かれば、自費で進める判断に迷いがなくなります。診察のときに「自分の黄ばみは表面か内部か」を聞くところから始めてください。

自費と決めたあとの考え方

自由診療で進めると決めたなら、見るべきは総額です。

ホワイトニングの白さは永続しません。ホームホワイトニングで6ヶ月から1年程度、オフィスホワイトニングで3ヶ月から1年程度が持続の目安になります。つまり1回分の金額ではなく、1年でいくらかかるかで考えると実態に近づきます。 方式ごとの金額の内訳はホワイトニングを安く抑えるには?費用の内訳と削れない部分を解説で整理しています。

医療費控除についても触れておきます。審美目的のホワイトニングは、原則として医療費控除の対象になりません。 治療のために必要と認められる範囲かどうかが判断の基準になるためです。最終的な判断は国税庁の基準や所轄の税務署の確認によりますので、気になる場合は申告前に問い合わせてください。

支払いの形についても選択肢があります。方式によっては月ごとの定額で続ける形をとっている歯科医院もあります。内容も条件も医院ごとに異なるため単純には比べられませんが、参考までに一例を挙げると、福岡博多矯正歯科のホームホワイトニングは初月22,000円(税込)、2ヶ月目以降は月々11,000円(税込)です。マウスピースをすでにお持ちの方は初月から11,000円(税込)になります。

費用に関する注記(自由診療について)

ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。治療内容はマウスピースを用いたホームホワイトニング(国内で承認された薬剤を使用)で、費用は初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)、2ヶ月目以降11,000円/月(税込)です。マウスピースをお持ちの方は初月11,000円(税込)です。主なリスク・副作用として、使用中や使用後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。詰め物・被せ物・差し歯などの人工物は薬剤では白くなりません。効果の感じ方や必要な期間には個人差があります。

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ホワイトニングと保険に関するよくある質問

保険が使える例外はありますか

薬剤で歯の色を明るくする処置そのものに保険が使える例外は、現時点では設けられていません。ただし、むし歯や歯周病の診断・治療に必要な範囲で行う歯石除去や歯面の清掃には保険が使えます。着色汚れが原因であれば、この範囲で見た目が改善することがあります。

歯石取りとホワイトニングは同じ日にできますか

歯科医院の体制によります。順番としては、汚れを落としてから薬剤を使う流れが一般的です。表面に汚れが残っていると薬剤が均一に届かないためです。ただし保険診療と自由診療を同じ日に行う場合の扱いは医院ごとに異なるので、予約のときに確認してください。

医療費控除の対象にはなりませんか

審美目的のホワイトニングは原則として対象外です。控除の対象になるのは治療のために必要と認められる医療費であり、色を明るくすること自体はこれに当たらないと扱われます。個別の事情がある場合の判断は税務署が行いますので、申告前に確認してください。

福岡で相談する場合、何から確認すればいいですか

最初に確かめるのは、自分の黄ばみが表面の着色なのか内部の色なのかです。前者であれば保険の範囲で対応できることがあり、後者であれば自由診療になります。この切り分けができれば、費用の見通しも立ちます。オンラインでの診察に対応している歯科医院なら、通院の回数を抑えながら進められます。

まとめ|線引きは「病気の治療かどうか」

ホワイトニングが保険の対象外なのは、色を明るくすることが病気の治療にあたらないためです。健康保険は疾病への対応を支える仕組みなので、その枠の外に置かれています。

「保険適用になった」という話は、2024年6月の診療報酬改定で保険で使える白い被せ物の材料の適用範囲が広がったことを指しています。被せ物の材料の話であって、薬剤による漂白が保険の対象になったわけではありません。

一方で、黄ばみの原因が表面の着色なら、歯周病治療の一環として行うクリーニングで保険が使える場合があります。自費と決める前に、原因がどちらなのかを確かめておくと判断が早くなります。


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※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。
・治療内容:マウスピースを用いたホームホワイトニング(国内で承認された薬剤を使用)
・標準的な費用:初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)、2ヶ月目以降11,000円/月(税込)。マウスピースをお持ちの方は初月11,000円(税込)
・主なリスク・副作用:使用中や使用後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・詰め物・被せ物・差し歯などの人工物は薬剤では白くなりません。効果の感じ方や必要な期間には個人差があります


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