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オフィスホワイトニングとは?1回の効果・必要な回数・持続期間をわかりやすく解説

大事な予定まであと少し。それまでに歯を明るくしておきたいと考えたとき、歯科医院で受けるオフィスホワイトニングは有力な選択肢になります。その場で作業が完結し、効果を早く感じられる方法だからです。

ただし、1回受ければそれで終わりというわけではありません。そして施術直後に鏡で見た白さは、そのまま定着するとは限らない——この2つを知らないまま始めると、「思っていたのと違う」という感想になりがちです。仕組みと必要な回数、費用の目安、そして結果の正しい見方を順に整理していきます。

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目次

オフィスホワイトニングとは、歯科医院で薬剤と光を使って行う方法

オフィスホワイトニングは、歯科医師や歯科衛生士が高濃度の薬剤を歯の表面に塗り、専用の光を当てて反応を進める方法です。主成分は過酸化水素で、光のエネルギーによって分解が加速し、歯の内部に取り込まれた色素を短時間で分解します。

1回の所要時間は30分から1時間半程度です。歯ぐきを保護するカバーをかけ、薬剤を塗り、光を当て、洗い流す。この工程をすべて医院側が行うため、自分で管理する手間がかかりません。自宅で毎日マウスピースを装着するホームホワイトニングとの大きな違いはここにあります。

1回でどのくらい白くなるのか

1回でも変化は出る

1回の施術で色の変化を感じられることは多く、元の色が飲食物による着色中心であれば、1回でも十分と感じる方もいます。高濃度の薬剤を短時間で作用させるので、変化のスピードはホームホワイトニングより速くなります。

ただし施術直後の白さの一部は一時的

ここが見落とされやすいところです。施術を終えた直後の歯は、実際より白く見えています。

理由は2つあります。ひとつは薬剤の作用で歯の表面の構造が一時的に変化し、光の反射の仕方が変わること。もうひとつは、施術中に歯が乾燥することです。歯は水分を含むと透明感が増し、乾くと白く濁って見えます。濡れた石の色が濃く見え、乾くと薄く見えるのと同じ理屈です。

施術後に数日かけて歯が水分を取り戻すと、色は少し落ち着きます。この落ち着いた色が、その回の本当の結果です。 「施術直後は真っ白だったのに、数日で戻った気がする」という感覚の正体は、多くの場合これにあたります。色が元に戻ったわけではありません。

比べるべきなのは「施術前」の色

だからこそ、結果を判断する基準を施術直後に置かないことが大切です。施術直後を基準にすると、どんな場合でも「戻った」と感じることになります。

施術前に歯の色を記録しておき、数日たってから見比べる。これが変化を正しく測る方法です。歯科医院ではシェードガイドという色見本を使って施術前の色を確認するので、その値を覚えておくとよいでしょう。

目標の白さまでに必要な回数と間隔

目安は3〜5回、1〜2週間おき

目標とする明るさに近づけるには、複数回の施術を重ねるのが一般的です。回数の目安は3回から5回程度。間隔は1週間から2週間ほどあけます。全体では1ヶ月から3ヶ月程度かかる計算になります。

もともとの色や黄ばみの原因によって必要な回数は変わります。飲食物による着色が中心であれば少ない回数で満足できることもあり、加齢による変色が中心の場合は回数が増える傾向があります。

なぜ1回で終わらないのか

理由は、1回の施術で歯に加えられる薬剤の量と作用時間に上限があるからです。

薬剤の濃度を上げたり、作用させる時間を延ばしたりすれば1回で済むように思えますが、そうすると歯や歯ぐきへの刺激が強くなり、しみる症状が出やすくなります。安全に扱える範囲に収めると、1回で届く深さはおのずと限られます。そこで間隔をあけながら回数を重ね、届く深さを少しずつ積み上げていく——これがオフィスホワイトニングの進め方です。

間隔をあけるのにも意味があります。施術で刺激を受けた歯が落ち着く時間が要るためで、続けて受ければ早く仕上がるというものではありません。

回数を重ねても超えられない上限がある

一方で、回数を増やせばどこまでも明るくなるわけではありません。3回目、4回目と進むにつれて、1回あたりの変化は小さくなっていきます。

明るさの上限を決めているのは、エナメル質の厚みと、その内側にある象牙質の色です。エナメル質は半透明なので、薄いほど内側の色が透けます。薬剤で変えられるのは主に取り込まれた色素の部分で、象牙質そのものの色を大きく変えることはできません。

回数を決めるときは「何回受ければ白くなるか」ではなく、「自分の歯はどのあたりが上限か」を歯科医師に確認しておくと、途中で迷わずに済みます。

白さはどのくらい持つのか

一度明るくなった歯も、飲食や日々の習慣によって少しずつ色が戻ります。オフィスホワイトニングの場合、白さが保たれる期間の目安は3ヶ月から1年程度です。

自宅で行うホームホワイトニングの目安が6ヶ月から1年程度なので、下限を比べるとオフィスの方が短めです。短時間で一気に作用させる分、戻り方もやや早くなりがちです。

色が戻ってきたら、あらためて施術を受けるか、自宅で行う方法を組み合わせて維持する形が選べます。両方を併用する進め方はデュアルホワイトニングと呼ばれます。

費用の目安

費用は1回あたり15,000円から50,000円程度が目安です。地域や医院、使う薬剤や機器によって幅があります。

注意したいのは、これが1回分の金額だという点です。3回から5回受けるとなれば、単純にその回数分がかかります。複数回をまとめたセット料金を設けている医院もあるので、総額でいくらになるかを最初の相談時に確認しておくと、予算の見通しが立てやすくなります。

費用に関する注記(自由診療について)

ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。治療内容は薬剤による歯の漂白で、費用は歯科医院や方法によって異なります。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な回数には個人差があります。上記の金額はすべて一般的な相場であり、特定の医院の料金ではありません。

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当日の流れと、事前に必要なこと

施術の前に、口の中の状態を確認します。むし歯や歯周病があると薬剤がしみたり症状が悪化したりするため、先に治療を済ませます。表面の着色が厚く付いている場合は、クリーニングをしてから始めた方が薬剤が均一に届きます。

当日は、シェードガイドで現在の歯の色を確認したうえで、歯ぐきを保護するカバーをかけます。そのあと薬剤を塗って光を当て、時間をおいて洗い流す。医院によっては同じ工程を2回繰り返します。最後に色の変化を確認して終了です。

黄ばみの原因が表面の着色だけだった場合は、クリーニングで解決することもあります。歯周病の治療の一環として行うクリーニングであれば、保険が適用される場合もあるため、まず原因を確かめる意味は小さくありません。

通う回数を現実的に考える

ここまでを予定に当てはめると、1週間から2週間おきに3回から5回、期間にして1ヶ月から3ヶ月ほど通院することになります。1回の滞在は1時間前後でも、その頻度を仕事や生活のリズムに組み込めるかは、始める前に考えておきたいところです。

通院の回数を抑えたい場合は、自宅で行う方法もあります。歯科医院で処方を受けたうえで、自分の歯型に合わせたマウスピースに薬剤を入れて装着する方式で、効果を実感するまでの時間はかかるものの、明るさが保たれる期間は長めです。詳しくはホームホワイトニングとは?仕組み・効果・費用と「白くなる歯/ならない歯」の見分け方で解説しています。

どちらが向いているかは、歯の状態と、いつまでに・どのくらい明るくしたいかによって変わります。期日が迫っているなら医院で受ける方法、時間をかけられるなら自宅で行う方法、というのがひとつの目安です。

知っておきたい注意点

施術後24時間程度は着色しやすい状態です。 薬剤の作用で歯の表面を守っている膜が一時的に薄くなるため、コーヒーやカレー、赤ワイン、色の濃いソースなどを口にすると着色しやすくなります。せっかくの結果を保つためにも、この時間帯は色の薄い食事を選ぶのが無難です。

一時的にしみることがあります。 高濃度の薬剤を使う分、冷たいものがしみる症状は起こりうる反応です。多くは数日から1週間程度で落ち着きますが、続くようであれば歯科医師に相談してください。知覚過敏を抑える処置を併用する方法もあります。

変化が出にくい歯があります。 詰め物・被せ物・差し歯・インプラントといった人工物は、薬剤では色が変わりません。前歯に人工物がある場合、周りの歯だけが明るくなって色の差が目立つことがあります。人工物のやり直しを考えているなら、先にホワイトニングを済ませ、明るくなった歯に合わせて色を決める順番が自然です。抗菌薬の影響による変色(テトラサイクリン歯)や、神経を失って黒ずんだ歯も、通常の方法では変化が出にくい部類に入ります。

向いている人・受けられない場合

期日が決まっていて短期間で変化がほしい方、自分で毎日続けるのが苦手な方、施術をすべて任せたい方には、医院で受ける方法が合いやすいといえます。1回ごとに専門家が状態を見ながら進めるので、しみやすい方でも調整しながら進められます。

一方で、無カタラーゼ症の方は受けられません。妊娠中・授乳中の方は、安全性が確かめられていないため推奨されない場合があります。未治療のむし歯や重度の歯周病がある場合、エナメル質の形成不全がある場合、症状の強い知覚過敏がある場合も、そのままでは始められないことがあります。歯や歯の神経が成熟する途中の年代では、適応が慎重に判断されます。

自分がどれに当てはまるかは、口の中を見てもらわないと分かりません。始める前に一度、歯科医師の診察を受けておくと確実です。

費用に関する注記(自由診療について)

ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。治療内容は薬剤による歯の漂白で、費用は歯科医院や方法によって異なります。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な回数には個人差があります。

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オフィスホワイトニングに関するよくある質問

1回だけ受けるのは意味がありませんか?

意味がないわけではありません。飲食物による着色が中心であれば、1回でも変化を感じられることがあります。ただし目標の明るさが高いほど回数は要ります。1回だけと決めているなら、その旨を事前に伝えて、どのくらいの変化が見込めるかを確認しておくと期待とのずれが小さくなります。

施術中や施術後は痛いですか?

施術中に強い痛みを感じることは多くありませんが、薬剤が反応する過程で歯がしみる感覚が出ることがあります。施術後も、冷たいものがしみる状態が数日続く場合があります。しみやすい自覚がある方は、あらかじめ伝えておくと薬剤の濃度や時間を調整してもらえます。

歯のエナメル質は薄くなりませんか?

歯科医院で扱う薬剤を指示どおりに使う範囲では、歯を削ったり溶かしたりするものではありません。薬剤が働きかけるのは歯の内部に取り込まれた色素です。ただし施術の直後は表面の状態が一時的に変化するため、その時間帯の飲食には気をつける必要があります。

福岡でホワイトニングを始めるにはどうすればいいですか?

まずは歯科医師の診察で、むし歯や歯周病の有無と、自分の黄ばみが薬剤で変化する種類かを確認するところからです。そのうえで、期日と通院できる頻度に照らして、医院で受ける方法と自宅で行う方法のどちらが合うかを相談すると決めやすくなります。

まとめ|結果を測るなら、施術直後ではなく数日後の色で

オフィスホワイトニングは、高濃度の薬剤と光を使って短時間で歯を明るくする方法です。1回でも変化は出ますが、目標の明るさまでは3回から5回、1〜2週間おきに重ねるのが一般的で、期間にすると1ヶ月から3ヶ月ほどかかります。費用は1回15,000円から50,000円程度で、回数分が積み上がります。

そして押さえておきたいのが、施術直後の白さの一部は一時的だということです。乾燥と薬剤の作用で歯が白く見えているだけの部分があり、数日かけて水分が戻ると色は少し落ち着きます。落ち着いた色が、その回の結果です。

自分の歯がどこまで明るくなるのか、何回必要なのか、通院の頻度は生活に合うのか。この3つは診察で確かめられます。始める前に、その材料をそろえておくところから考えてみてください。


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※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。
・治療内容:マウスピースを用いたホームホワイトニング(国内で承認された薬剤を使用)
・標準的な費用:初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)、2ヶ月目以降11,000円/月(税込)。マウスピースをお持ちの方は初月11,000円(税込)
・主なリスク・副作用:使用中や使用後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・詰め物・被せ物・差し歯などの人工物は薬剤では白くなりません。効果の感じ方や必要な期間には個人差があります


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