歯の色を明るくしたいと思って調べていると、「エクシア」という名前を見かけます。ただ、それが何をするところなのかを正確につかもうとすると、輪郭がはっきりしません。
理由のひとつは、この名前を冠する事業者が複数あり、しかも区分が違うことにあります。歯科医院ではないホワイトニングサロンと、歯科医院。この2つは扱えるものが制度上異なるため、「エクシアはどうか」という問いは、どちらを指すかで答えが変わります。公式サイトの記載を手がかりに、区分から順に整理していきます。
「エクシア」を名乗るものが複数ある
まず前提として、次の2つは別の組織です。
| 名称 | 区分 | 運営 |
|---|---|---|
| エクシアホワイトニング | ホワイトニングサロン(歯科医院ではない) | ecxia株式会社 |
| エクシアデンタルクリニック墨田 | 歯科医院 | 医療法人社団輝跡会(東京都墨田区) |
前者は公式サイトに「ホワイトニングサロン」と記載されています。後者は歯科医院で、診療内容にオフィスホワイトニングとホームホワイトニングが含まれています。
この2つの関係については、それぞれの公式サイトに記載を確認できませんでした。 名前が近いからといって同じ系列とは限りません。逆に、無関係だと断定できる材料もありません。分かるのは、運営している法人が別であるという事実までです。
名前で判断せず、そのページがどちらのものかを確かめる。ここが出発点になります。以下では、サロンとして運営されている方について、公式に記載されている内容を見ていきます。
公式に記載されている方式と溶剤
公式ページに書かれている内容を、そのまま挙げます。
方式は「セルフホワイトニング」と明記されています。施設の位置づけも「ホワイトニングサロン」と記載されており、歯科医院として案内されているわけではありません。
溶剤については、2つの記載があります。ひとつは「過酸化尿素等を使わない」ということ。もうひとつは、ポリリン酸を配合した自社開発の溶剤を使用しているということです。
光については、使用すること自体の説明はありますが、種類までは公式ページに記載がありません。 光触媒であるといった説明を掲げる情報も見かけますが、公式の記載として確認できなかったため、ここでは扱いません。
方式を判断するうえで手がかりになるのは、この溶剤の設計です。次に、そこから何が読み取れるのかを見ていきます。
記載から読み取れること——何に働きかける設計か
ここからは、公式の記載を手がかりに読み取れることを整理します。
歯の色が濃く見える原因は、大きく2つに分かれます。歯の表面に付着した着色と、歯の内部に取り込まれた色素です。この2つは、働きかける方法が異なります。
内部の色素を分解する方法では、過酸化水素または過酸化尿素が用いられます。薬剤が歯の内部へ浸透し、分解して生じた活性酸素が色素の構造を切断する、という働きです。仕組みの詳細はホワイトニングの仕組み|薬剤が歯を白くするまでに何が起きているかにまとめました。
公式に「過酸化尿素等を使わない」と明記されているということは、この経路とは別の働きを想定した設計だと読み取れます。 また、ポリリン酸は歯みがき剤などで、歯の表面に付いた着色に働きかける目的で配合される成分です。
つまり公式の記載からは、表面の着色に対して働きかける設計であることが読み取れます。良し悪しの話ではなく、担当している範囲が違うということです。
費用に関する注記(自由診療について)
ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。治療内容は薬剤による歯の漂白で、費用は歯科医院や方法によって異なります。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な回数には個人差があります。
歯科医院で行うホワイトニングとの担当範囲の違い
区分が違うと、何が変わるのか。制度の面から整理します。
過酸化水素や過酸化尿素を用いて歯の内部の色素を分解する処置は、歯科医師の管理下で行われるものです。 歯科医院以外の施設では、これらの薬剤を用いた施術は行えません。したがって、歯科医院以外で提供されるサービスは、別の成分・別の働きで組み立てられることになります。
| 項目 | 歯科医院で行うホワイトニング | 歯科医院以外のサービス |
|---|---|---|
| 主に働きかける対象 | 歯の内部に取り込まれた色素 | 歯の表面に付着した着色 |
| 用いる主な薬剤 | 過酸化水素・過酸化尿素 | 各事業者が用意する溶剤 |
| 実施の形 | 歯科医師・歯科衛生士による施術、または処方を受けた薬剤の使用 | 利用者自身による施術 |
どちらが優れているという話ではありません。 目的が違えば、必要なものも変わります。表面の着色が原因なら前者でなくても目的を果たせますし、内部の色が原因なら後者では届きません。方式ごとの働きの違いはセルフホワイトニングの効果とは?何に働きかけるのかを仕組みから解説で詳しく整理しています。
自分の目的にどう対応させるか
判断の順番は、方式を選ぶより先に自分の黄ばみの原因を確かめることです。
原因が表面の着色であれば、汚れを落とす方向の方法で見た目が戻ります。コーヒーや茶、赤ワイン、たばこのヤニなどが表面に付着したものがこれにあたります。歯科医院でのクリーニングでも対応できる範囲です。
原因が内部の色であれば、表面をいくら磨いても変わりません。加齢によって象牙質の色みが強く出ている場合や、色素がエナメル質の内部まで取り込まれている場合がこちらです。この場合は薬剤で分解する方法が必要になります。
見分け方としては、歯の表面を磨いた直後に色が戻るかどうかが手がかりになります。ただし自分では判断が難しいので、診察で確かめるのが確実です。原因ごとの対応は歯の黄ばみを取る方法|原因別に「落とす・薄くする・覆う」で整理にまとめています。
原因が分かれば、どの方式を見ればよいかは自動的に決まります。先に方式を選んでから原因を考えると、順番が逆になります。
費用に関する注記(自由診療について)
ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。治療内容は薬剤による歯の漂白で、費用は歯科医院や方法によって異なります。主なリスク・副作用として、施術中や施術後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります。無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります。効果の感じ方や必要な回数には個人差があります。
公式に記載がない項目は確認先を持つ
今回、公式ページで確認できなかった項目もあります。光の種類がそのひとつです。
こうした項目は、記載がないことを前提に扱うのが安全です。まとめ記事などに数値や成分が書かれていても、公式に確認できないものは根拠として使えません。
気になる点があれば、利用を検討している事業者に直接聞くのが確実です。歯の状態そのものについての判断が必要な場合は、歯科医院で診てもらってください。むし歯や歯周病がある状態では、方式にかかわらず先に治療が必要になることがあります。
エクシアのホワイトニングに関するよくある質問
エクシアのホワイトニングは歯科医院ですか
サロンとして運営されている方は、公式サイトに「ホワイトニングサロン」と記載されており、歯科医院ではありません。一方、同じ名前を冠する歯科医院として医療法人社団輝跡会 エクシアデンタルクリニック墨田が東京都墨田区にあります。どちらのページを見ているかを確かめてください。
使っている溶剤は歯科医院のものと同じですか
公式に「過酸化尿素等を使わない」と記載されています。歯の内部の色素を分解する方法では過酸化水素または過酸化尿素が用いられるため、その点では設計が異なります。
名前が似ているところは同じ系列ですか
それぞれの公式サイトを確認しましたが、関係についての記載は見当たりませんでした。運営している法人が別であることは確認できますが、系列であるともないとも断定はできません。気になる場合は直接確認してください。
福岡で自分に合う方法を確かめるにはどうすればいいですか
まず歯科医院で、黄ばみの原因が表面の着色か内部の色かを診てもらうのが出発点になります。原因が分かれば必要な方法も決まります。オンラインでの診察に対応している歯科医院なら、通院の回数を抑えながら相談できます。
まとめ|名前ではなく区分で見る
「エクシア」という名前の下には、区分の違う組織が複数あります。ホワイトニングサロンとして運営されているものと、歯科医院として運営されているもの。両者の関係は、公式サイトの記載では確認できませんでした。
サロンとして運営されている方の公式ページには、「セルフホワイトニング」であること、「過酸化尿素等を使わない」こと、ポリリン酸を配合した自社開発の溶剤を使うことが記載されています。ここから読み取れるのは、歯の表面の着色に働きかける設計だということです。
歯の内部の色素を分解する処置は、歯科医師の管理下で行われます。どちらが必要かは、自分の黄ばみの原因で決まります。方式を先に選ぶのではなく、原因を先に確かめる。 これが遠回りに見えて確実な順番です。
福岡博多矯正歯科のホワイトニング
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※ホワイトニングは自由診療(保険適用外)です。
・治療内容:マウスピースを用いたホームホワイトニング(国内で承認された薬剤を使用)
・標準的な費用:初月22,000円(税込/マウスピース作成を含む)、2ヶ月目以降11,000円/月(税込)。マウスピースをお持ちの方は初月11,000円(税込)
・主なリスク・副作用:使用中や使用後に歯がしみる(知覚過敏)、歯ぐきの一時的な白濁や刺激感、時間の経過にともなう色調の後戻りが生じる場合があります
・受けられない場合:無カタラーゼ症の方、妊娠中・授乳中の方、未治療のむし歯や重度の歯周病がある方などは受けられない場合があります
・詰め物・被せ物・差し歯などの人工物は薬剤では白くなりません。効果の感じ方や必要な期間には個人差があります
