出っ歯の矯正費用を徹底比較！安く抑える方法と注意点

「出っ歯の矯正費用って、どれくらいかかるんだろう…？」

気になってはいるけれど、漠然と高額なイメージがあり、不安で一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

実際の相場は、部分矯正なら10万〜70万円、全体矯正なら60万〜170万円が目安です。ただし症状の程度や治療方法、追加処置の有無によって総額は大きく変わります。

この記事では、「出っ歯の矯正費用相場と内訳」「症状別の治療法」「費用を抑える方法」などを詳しく整理。読んだあとに「自分ならどのくらいかかりそうか」がイメージできるよう、わかりやすく解説していきます。

出っ歯の矯正費用相場【部分矯正と全体矯正の違い】

出っ歯を矯正したいと思ったとき、まず気になるのが「部分矯正と全体矯正ではどのくらい費用が違うのか」という点です。実は、部分矯正は10万〜70万円、全体矯正は60万〜170万円が一般的な相場。

治療範囲が異なるため、見た目の改善だけを優先するのか、噛み合わせまでしっかり整えるのかによって金額は大きく変わります。

ここでは、それぞれの費用相場と特徴を整理していきましょう。

部分矯正の費用相場（10〜70万円）と特徴

「前歯だけを整えたい」「できるだけ費用を抑えたい」そんなときに選ばれるのが部分矯正です。

相場は10万〜70万円ほどで、全体矯正に比べて半分以下の費用で済むケースもあります。治療範囲を前歯に限定するため、短期間で見た目の変化を実感しやすいのが大きな特徴です。

全体矯正の費用相場（60〜170万円）と特徴

出っ歯を根本から改善するために選ばれることが多いのが全体矯正です。

相場は60万〜170万円と幅広く、部分矯正に比べて高額ですが、その分かみ合わせまでしっかり整えられるのが特徴。治療期間は1〜3年ほどかかるケースが多く、長期的な安定を重視したい人に向いています。

マウスピース矯正とワイヤー矯正の費用比較表

出っ歯の矯正は、治療方法によって費用も期間も大きく変わります。特に「マウスピース矯正」と「ワイヤー矯正」では特徴が異なるため、まずは全体像を表で比較してみましょう。

治療方法	治療範囲	費用相場	治療期間	特徴
マウスピース部分矯正	前歯のみ	10万〜40万円	3〜12ヶ月	目立ちにくく取り外し可能
ワイヤー部分矯正	前歯のみ	30万〜70万円	6〜18ヶ月	細かい調整力がある
マウスピース全体矯正	全歯	60万〜100万円	1〜3年	通院回数が少なく済む
ワイヤー全体矯正	全歯	60万〜170万円	1〜3年	幅広い症例に対応できる

部分矯正は費用や期間を抑えられる反面、適応できる症例が限られる治療法です。

一方、全体矯正はかみ合わせまで含めた根本改善が可能ですが、その分コストも時間もかかります。

まずは「自分の出っ歯は部分矯正で対応できるのか、それとも全体矯正が必要なのか」を見極めることが大切です。

出っ歯の矯正費用内訳と追加費用の有無

出っ歯の矯正費用は、表にある「装置代」だけでは完結しません。

実際には初期費用・毎月の調整費・保定装置代など、いくつもの項目が積み重なって最終的な総額が決まります。さらに契約内容によっては、治療計画の変更や装置の破損・紛失などで思わぬ追加費用が発生することも。

ここでは、治療を始める前に必ず確認しておきたい「費用の内訳」と「追加費用が発生しやすいケース」を整理して解説します。

初期費用（相談料・検査・診断料）

出っ歯矯正を始める際には、装置代の前に初期費用がかかります。

一般的に初期費用に含まれる項目はこちらです。

初期費用はクリニックごとに差があり「無料相談のみ実施している」「精密検査を行ってから契約を判断できる」など、仕組みが異なる場合があります。

契約前にこれらの費用が総額に含まれているかどうかを確認しておくことで、「思ったより高かった」という後悔を防げます。

毎月の調整費と通院頻度

矯正治療では、装置をつけて終わりではなく、月ごとの調整や診察が必要になります。

この際に発生するのが「調整費」です。

治療期間が長く、通院回数が多いほど調整費は積み重なり、総額に大きな差が出ます。そのため、見積もりを確認する際は 「通院頻度」と「調整費の有無」 を必ず確認しておきましょう。

保定装置・再治療などで発生する追加費用

矯正治療が終わった後も、歯は元の位置に戻ろうとするため、保定装置（リテーナー）を一定期間使う必要があります。この保定装置の作製費は1〜3万円程度、さらに定期チェックで1回5,000円前後かかるのが一般的です。

また、治療中に装置が破損・紛失した場合や、治療計画を変更した場合には、追加費用が発生することもあります。特に再治療が必要になると、数万円〜十数万円単位の出費につながるケースもあるため注意が必要です。

契約前には「保定装置代は総額に含まれるか」「再治療費はどう扱われるか」といった点を必ず確認し、予想外の出費を防ぎましょう。

なお、Oh my teeth導入クリニックでは、初期費用から保定装置まで追加費用をすべて含んだ定額制プランを採用しています。治療中に追加費用が発生しない※ため、安心して矯正を進められます。

※マウスピースを破損、紛失した場合などは別途料金が発生します。

→矯正無料診断の空き日程をみてみる（福岡博多矯正歯科）

出っ歯の症状別｜治療法と費用の目安

出っ歯といっても、歯の突出度やかみ合わせの状態によって必要な治療法は変わります。軽度なら部分矯正で対応可能なケースもあれば、中度〜重度では全体矯正が必要になることも多いのが実情です。

ここでは「自分の出っ歯がどの程度なのか」を見極める目安と、それぞれの治療費の違いを解説します。

軽度の出っ歯は部分矯正で改善できる

軽度の出っ歯は、前歯がわずかに前に出ている程度（おおよそ2〜4mm）の状態を指します。

この場合は奥歯のかみ合わせに大きな問題がなければ、部分矯正で対応可能です。

部分矯正で対応できるのは、軽度の出っ歯に限定される点に注意が必要です。

前歯の突出が大きい場合や骨格的な問題を伴う場合は、部分矯正だけでは改善が難しく、全体矯正が検討されます。

中度〜重度の出っ歯は全体矯正が必要

中度〜重度の出っ歯は、前歯の突出が5mm以上ある場合や、奥歯のかみ合わせに問題がある場合を指します。

このようなケースでは部分矯正だけでは改善できず、全体矯正で歯列全体を動かす治療が必要です。

ただし、骨格性の出っ歯（上顎が前に出ている・下顎が後退しているなど）の場合は、矯正単独では十分な改善が難しいことがあります。

その場合は 外科的矯正（手術＋矯正治療） が検討され、費用や治療期間もさらに大きくなる点に注意が必要です。

自分の出っ歯レベルをセルフチェックする方法

出っ歯かどうかは、上の前歯が下の前歯よりどれくらい前に出ているかで目安を判断できます。

正常とされる範囲は2〜4mm程度で、これを超えると出っ歯の可能性が高くなります。

自宅でできる簡単なセルフチェック方法は次のとおりです。

ただし、これらはあくまで簡易的な目安です。正確な診断には歯科医師による検査が必要で、レントゲンや歯型の分析を通じて適切な治療法が決まります。

「自分は出っ歯かもしれない」と感じたら、まずは無料診断を受けて実際の状態を確認することが、後悔しない治療選びの第一歩です。

→矯正無料診断の空き日程をみてみる（福岡博多矯正歯科）

出っ歯矯正にかかる費用を抑える5つの方法

出っ歯の矯正は決して安い買い物ではありません。「治したいけど、できるだけ費用は抑えたい」と考える方も多いのではないでしょうか。

実は、治療法やクリニックの選び方を工夫することで、費用の負担を軽くすることが可能です。

ここでは、出っ歯矯正の費用を抑えるための5つの方法を紹介します。

部分矯正適応を無料診断で見極める

出っ歯の矯正費用を抑えるためには、部分矯正で対応できるかを早めに確認することが重要です。

部分矯正が可能であれば、全体矯正よりも費用を抑えられる可能性があります。

ただし、自分では判断が難しいため、まずは無料診断を活用して適応を見極めることがおすすめです。

専門医による診断を受ければ、部分矯正で治せるか、全体矯正が必要かを明確に知ることができます。

→矯正無料診断の空き日程をみてみる（福岡博多矯正歯科）

分割払いやデンタルローンを活用する

矯正治療は一括で支払うと大きな負担になりますが、分割払いやデンタルローンを利用すれば月々の支出を抑えることができます。

クリニックによっては月々数万円の分割にできたり、金利手数料がかからないプランを用意している場合も。

例えば、Oh my teethでは月額3,500円（税込）※から始められるデンタルローンを導入しているため、まとまった資金がなくても治療をスタートできます。費用がネックで矯正をためらっている方は、支払い方法の選択肢を事前に確認することで安心して治療を始められるでしょう。

※上下前歯の部分矯正プランを120回払い(初回3,519円)で支払う場合の分割支払い金額(総額420,019円)

医療費控除を利用して実質負担を減らす

矯正治療は自由診療のため基本的に保険は使えませんが、医療費控除を活用すれば支払った費用の一部が戻ってくる可能性があります。

特に、出っ歯によって咀嚼や発音に支障があると診断された場合には、治療目的の矯正として控除の対象になるケースがあります。

年間で10万円を超える医療費を支払った場合、確定申告を行うことで所得税や住民税の負担を軽減できる仕組みです。少し手間はかかりますが、結果的に数万円単位で還付を受けられることもあるため、忘れずに確認しておきましょう。

複数のクリニックを比較する

矯正費用はクリニックによって大きく差が出ることがあります。同じ出っ歯の症例でも、診断料や調整費が別途かかるところもあれば、すべて込みの定額制を採用しているところもあるため、トータル費用を比較することが大切です。

また、対応できる治療法（マウスピース矯正・ワイヤー矯正・裏側矯正など）や、症例数・医師の経験によっても満足度は変わってきます。

後悔しないためには、一つの医院だけで決めるのではなく、複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較検討しましょう。

追加費用込みの定額制プランを選ぶ

矯正治療でよくある後悔の一つが、契約時には想定していなかった追加費用が発生することです。

繰り返しになりますが、調整料・保定装置代・再診料などが別途かかる場合、最終的な支払い額が大きく膨らんでしまうこともあります。

そのため、契約前には 「総額に何が含まれているのか」 を必ず確認しましょう。

特に、追加費用込みの定額制プランを選べば、治療後に予想外の請求が発生するリスクを減らせます。

たとえば、Oh my teethでは、治療に必要な費用がすべて含まれたトータルフィー制度を採用。追加費用の心配なく矯正を続けられます。

※マウスピースを破損、紛失した場合などは別途料金が発生します。

費用面での不安を最小限に抑えるためにも、料金体系が明確で、総額がはっきり提示されているクリニックを選ぶことが大切です。

出っ歯矯正の費用に関するよくある質問（Q&A）

出っ歯矯正の費用については、支払い方法や追加費用、治療中の変更リスクなど、契約前に知っておきたい疑問が多く寄せられます。

ここでは特によくある質問をQ&A形式でまとめ、費用面の不安を解消できるように整理しました。

分割払いの審査基準と月額負担額は？

矯正費用は一括払いが難しいため、分割払いやデンタルローンを利用する人も多いです。

審査では「年収」「勤務年数」「借入状況」などが確認され、条件を満たせば利用できます。月々の返済額は「総額÷回数＋金利」で計算されるため、あらかじめシミュレーションをしておくと安心です。

途中で治療方法を変更した場合の費用は？

治療を進める中で、ワイヤー矯正からマウスピース矯正へ、あるいはその逆に切り替えるケースもあります。

この場合、装置代を二重に支払う必要が出てくるなど、追加費用が発生するのが一般的。契約前に「治療計画を変更した場合の費用項目」がどう扱われるかを確認しておくと安心です。

矯正費用が安いクリニックは信頼できる？

「相場より安いからお得」と思って契約すると、調整費や保定装置代が別途かかり、結果的に高くつくケースもあります。

費用だけで判断せず、症例数や歯科医師の経験、追加費用の有無などを総合的に見極めることが大切です。

大人の出っ歯矯正で追加費用が発生するケース

矯正費用は見積もり時点で把握できますが、治療を進める中で追加費用が発生する場合があります。

例えば、虫歯治療や親知らずの抜歯が必要になったときです。この場合、数千円〜数万円の自己負担が発生します。

また、治療期間が延びた場合には再診料や装置追加費がかかることもあるため、事前に確認しておきましょう。

まとめ：出っ歯矯正の費用は10〜170万円。追加費用込みで比較検討しよう

出っ歯矯正の費用は、部分矯正なら10万〜70万円、全体矯正なら60万〜170万円が相場。治療範囲や期間によって大きく差が出るため、まずは自分の症例でどの方法が適しているのかを知ることが大切です。

費用を抑えたい場合は、部分矯正で対応できるかどうかを早めに診断し、追加費用込みのプランかどうかも必ず確認しましょう。

支払い方法や医療費控除を活用すれば、実質的な負担を軽くすることも可能です。

後悔しないためには、複数のクリニックで相談しながら、自分に合った治療計画と費用感を把握することが第一歩。まずはOh my teeth導入クリニックの無料診断で自分に合う治療方法を確認し、納得できる形で矯正をスタートさせましょう。